あなピグモ捕獲団30「瞬間キングダム」

昨日観に行った訳ですが、なんか疲れてたんで感想書くのをのばしてしまった。
池袋のシアターグリーンというところで迷ってたら、人だかりがあって偶然見つかる。ま、縁があるということだろう。
会場入りしたのが2時半過ぎで、会場内には約70席。開演時には70席がほぼ埋まってた。なんか前回よりもずっと客が多いよな、いいことだけど、なんか関係者が多い気がするのは気のせいか。正直、ここの演劇って初めて観る人には難解すぎるとおもうけどな。
それはそれとして、福岡での旗揚げから通算30回ということで、パンフも凝ってるものでした。初回からのタイトルがすべて載ってて、改めて見ると2/3くらいは観てる、のだけどやっぱりどれもコレも難解な気がする。seven soupとかゴドーのように待たれながら、とかもう一度観てみたいな。
んで、内容なんですが、王様ゲームから始まって仮想の王国の王様が本当の王様になるという、説明してもあいかわらず難解なストーリー。というか30回の記念すべき公演だからか、いつもよりもさらに凝っている気がした。複数の場面が同時進行して最後に収束するという作りが多いのだが、それでも本筋となる部分を演じる役者さんが決まっているので、極端な話、そこさえ抑えておけばストーリーを見失う事は無い。だけど今回は主線っぽいのが二人居たので、さらに難解になってた。銀貨30の話をたまたま知ってたから大筋が掴めたのは良かったな。まあ知ってる理由がヘルシングだったりするのは秘密。
ストーリーが難解な分遊びが少なかった気がするし、若干あぶなっかしい演技の部分もあっていろいろと物足りない部分がなくもない。特にいつものお二人の不思議空間が無かった気がする。気がする、というのは疲れてるせいで途中の10分くらい朦朧としながら観てたから。声だけは聞こえてたけど目が開かなくなって記憶があやふや。もったいね。次は来年6月に予定されているらしい。次は万全の体調で行きたいものだ。
あと、フライヤーに描かれてた絵が小さかったんで気づかなかったけど、会場のポスターをよく見ると、どうみてもヤングジャンプで連載してる「キングダム」の絵に似過ぎ、と思ったらご本人原泰久氏の絵だった。主催の後輩で出演者の同級生らしい。もっと派手に宣伝やったらいいのに。