小学生に説明

演繹的な説明というのは、むしろ得意分野だと思っていたんですが正直ぐらつきました。まさかそこまで一般的な知識なり基礎となる理解が腐っていると説明しようがない。これで説明される側に可愛げがあればまだしも愛想も無ければ礼儀も無いんじゃ元々少ない自制心が枯渇するというものです。ま、私も子供ということだろうけど、さすがになあ。
教える側としては、問題が解けない人ってのは嫌いじゃない、むしろ説明できる余地があるだけ教える側としては楽しいと言える。解けないというのはあくまで理論の繋がりに瑕疵があることを指すんだけど、これがたまに問題が分からない奴が居る。こういうのははっきり言って辛い。これが学生なり塾の生徒なら教える側に義務もあるしお金も発生するから好き嫌いで放棄するようなことは無い。実際、家庭教師のバイトをやってた時に何度かこういうタイプと会ったことがあるけど、問題が解けないんじゃなくて、解けないと思って最初っから努力を放棄しているせいで、考えることをやめている。だから解法を説明するというよりも、解答する気にさせるところから入るからとにかく疲れる。考えて解けないなら楽なんだけど、分からないって答える奴はほんとに自分が考えていないことすら認められないんだから、何を言っても頭に入っていかない。こちらの努力を無駄にすることすら気づかないんだからいらいらする。
とにかく、仕事において間違うのはあまり問題にならないと思う。まあ同じ間違いをするのはさすがに問題かもしれんけど、「過ちて改めざる、之を過ちと謂う」だと思うんだよなあ。だいたいにして悪気が無いというのと同義な気がするんだがさすがにこれは言い過ぎか。とにかく自分がどれだけ甘えてるのか自覚させることから始めないといかんよなあ。あーもうこれが家庭教師のバイト先のガキならもうすこし楽なんだけどなあ。