2008 AUTUMN+WINTERあなピグモ捕獲団 vol.28『YOUTHFUL DAYS YOUTHFUL DEAD』

今月の観劇予定3本の2番目。痛い膝を引きずって雨の中電車で移動。距離はたいしたこと無いのに渋谷経由で下北沢へ。溝の口献血センターはやたらとけちくさくなったので午前中に渋谷献血センターでかるく血抜き。12時過ぎに下北沢に着いて、場所だけ確認して昼飯。
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大盛りどんぶりが有名な下北沢どんぶりに行く。ギャル曽根とかの写真が貼ってあって、やたらと大盛りなことを強調してた。たべたのはしょうゆにんにく丼ですが、にんにくの味が利いててじつに美味しいんですが、量が多すぎる。小食になったものだと思いました。なんか大盛り肉3倍とかは無理だな。安くて美味しい店ですな。後で知ったが油そばがあるらしい。次はこっちにしよう。
当日券を買って入場。ざっと見で40人くらいの客数。ほぼ席は埋まってました。もっとでかいハコで日数少なくしてもいいのかも。でもこないだのと比べると演劇のレベル的にももうちょっと客が増えてもいいとおもうわ。実際のところハコが狭いのを考慮しても、声の通りは格段にいいし、内容も深いと思うんだけどあれはアレで面白いからいいか。
感想としては、ここ何回かの傾向と比べると話の本筋が分かりやすく、同時進行している場面も簡潔で一般人向けだった気がする。なにより背景が有名な時代なので、そこらへんの情報を理解する手間が省けてより演技に集中できてよかった。舞台の広さに対して、役者全員が揃う場面ではさすがに手狭な印象もありますが、ほとんどが3〜4人のやり取りで一人一人の表情が見やすくて面白い。さらに普段はストーリの外側を固める役をつとめられることが多い石井さんがどまんなかの主役っぽいことやっててシリアス風味なのが新鮮でほかの方もそれぞれが演技が上手いので安心してみられて、これまで観て来たなかでもかなり印象的な舞台でした。
もう楽日を終えているんで演出にも触れると、最後の場面での狼煙にはちょっとびっくりしたわ。つか危なすぎでしょ、あれは。ちゃんと安全には気をつけているとは思うけど、ラストのあれはまかり間違って支え板がずれたり折れたりしたら寝てるひとの頭に直撃しそうでひやひやした。その他にも舞台の作りを変えて入り口を増やしたりと演出面でかなり力が入っていると思われる節があって、これも福岡と東京で公演という客層の広さに考慮して見た目を派手にしたんだろうな。
終演して、そのまま帰って来たんだけどやっぱり膝がいてえ。雨は止んで青空がでてたけどどっか行く気力が無い。なんかゲームソフトのひとつも買いたいんだけどついネットに頼っちゃうなあ。