お買い物

前振り長いです。
寝る時にエアコンとかつけないため、朝起きたら軽く脱水している昨今、寝ててもなんか寝た気にならないので寝坊とかしている生活にどっぷり浸かっている訳ですが、今日は土曜ということで寝坊三昧。朝じゃない時間に起きてやる気ゲージを溜めるため撮り溜めたアニメやらドキュメンタリーとかを流し見してたら、kurokenさんから銀座の中古カメラ市へのお誘いがあったんで、若干溜まったやる気ゲージをもとに銀座に電車で移動。暑いからな!!
しかしまあ、駅までの数分やら地下鉄からでた瞬間の日差しの強さに融けるかとおもったよ。ヴァンパイアの気持ちが否応なく理解できる気候に向かって見返りもない悪態をつきながらなんとか目的地へ到着。
ちなみにヴァンパイアは吸血鬼全般をしめす種族名みたいなものであって、ドラキュラとは区別するのが普通。そもそもドラキュラとはドラクル公と息子を意味する接尾語をあわせたルーマニアの言語による造語「ドラクルア」が元であり、ある一人の人物を示す固有名詞みたいなものだ。ドラクルというのはキリスト教的認識によるところの悪魔に近かったりする。東洋の龍とはほぼ真逆に近いので注意が必要。更に言えば、この対象となるブラド・ツェペシュも本名ではなくツェペシュは串刺しと意味しており、敵捕虜やら政敵やらを見せしめに串刺しにした事実によるものである。さらにさらに言えばブラドも本名ではなく竜の息子を意味する渾名だったりする。かけらも本名がないあたり誰が誰やら分からない状況でドラキュラとか言っても何が正解かわかりませんな。個人特定の名称としてはワラキア公が正しいような気がする。いっそのこと「神祖」とでも呼ぶべきか。どっかの同人から「真祖」というのがこのワラキア公を指し示さなくなってるあたり、せめて元ネタに敬意を払うくらいの慎みをもってほしいものだ。詳しくはブラム・ストーカーを読め。まああれを原典だと思っている連中も多数居る訳だが、そこらへんはもうこの際どうでもいい。パクリとは言わんが元ネタがあることは認めとかないと思考停止を通り越して冒涜だったりするのだがそれこそどうでもいい。
閑話休題
会場は松坂屋7階の催事場で、かなりな面積に中古カメラが満載でした。いやまあ、長玉が欲しいなあ、くらいで特に限定した機種を探していた訳じゃないのでうろうろ見て回ってたら、ちょうどよさそうなものが妙に安い値段で売ってたので、いつものK100Dに付けて試してみる。300mmでちょい暗めな5.6というAFレンズだけど、ちゃんとAFも作動するし目立った曇りや傷もないのでそのまま購入。そのままパンケーキレンズも見てみるけど、こっちはMFで28mmの2.8というものなんだけど値段的に考えて純正のDA21mmとかでもいいかなあーとか思って購入せず。二日くらい悩んでもっぺん買いに行ったりして。そのあと、レンズケースも買って、満足して会場を出る。
軽く飯を食ってから銀座の中古カメラ店を回る。うむぅ、奥が深い。分かっていたけど実感したのは久しぶりだな。しかしさすがにクラシックなカメラはもう手も足も出ません。昔、親父が使ってた銀塩くらいしか触ったことないからなあ。でもデジカメの便利さはいいけど銀塩のあのメカニカルでクイックな反応というのもやっぱり楽しさがあるな。さすがに今から購入するほどの余裕はないけど。
その後、話の流れでpentaxスクエアで私のK100Dのゴミを取ってもらいに新宿へ移動。あの新名所になりそうな不安定さを誇る編み目状のビルを横目に目的地へ。カメラを手渡して作業依頼して作業終了まで時間をつぶす。まあ、作業終了時間が予定より長くなったくらいで無事に作業終了。その後軽く西口をうろうろして帰る。気づいたら今日まともな食事が一回しかしてないことに気づく。その割にたいしてお腹空いてないんでそのまま帰ったりする。
帰りの山手線でこの暑さの中でジージャンにジーパンという見てるだけで乾燥しそうな男が居て、その人が原因かわからんけどやたらと酸っぱい匂いが充満する電車を満喫。ヤギの目の「死ぬかと思った」に出そうかと思ったけど新宿渋谷間の短い時間だったのと、そこそこ空いている時間だったのでなんとか我慢した。饐えた匂いという以外に表現できない匂いだったな。これがもっと長かったら軽く意識が飛びました。ファブリーズまき散らすぞこらあ。