たーかーのーつーめー

映画の日ということで、鷹の爪団movie2私を愛した黒烏龍茶を観に行きました。
鷹の爪団を観たことがある人は分かると思いますが、登場キャラクターが客や現実世界を認識しているメタ的な映画なのでかたっぱしからそこらへんを逆手に取った表現が連発です。単純なコメディーかと思ったけど、意外にしっかりしているストーリーとの対比が面白いと言えば面白いんですが、下手すると両方の味を殺しかねないのが難点。それらを考えても面白い映画でした。
蛙男の恒例のバジェットゲージとか宣伝とかも含めてすべての演出で盛り上げようという点ではサービス満点です。特に最後の戦いあたりは完全に予算の「正しい」使い方を間違ってます。予算を使うところも間違ってますが、それ以上に使い方が絶望的に間違ってます。例えて言えば、波の音をだすのに最上級小豆とたらいを使うくらいの間違いっぷりです。というかどぶに捨てるという表現の方があってるな。いっそのことかめはめ波でも撃たせればよかったのに。
あまり大きく宣伝してませんが、実は同時上映でもう一本あるんですが、なんかギャグ漫画日和っぽい作品でした。でもギャグ漫画日和よりも後味悪すぎる。