喝采DVD化断念記念イベント「成仏」

昨年10月に行われたkoya-Mapプロデュースの演劇「喝采」のDVD化が劇中の重要な歌「ヒーロー」の使用許可が下りず編集済んでる時点で断念という事情でファンと座長による追悼イベントが行われるということで参加する。たしか私が観たのはダブルキャスト朴璐美さんのほうだったので今日、放映される谷山紀章 さんのバージョン観てないんでちょうど良かった。しかしまあ長い作品だこと。休憩なしの通しで二時間超えるってちょっと長いよなあ。いつも観てるのはだいたい80~90分なので、途中ちょっとだれた。内容そのものは私がいつも見に行く演技中心の現代劇ものとちがってコメディなんで乗って観られればとても楽しいものですが、やっぱりなんというかフィルム上映というのは違和感ばりばり。手拍子とか入れていいものかわからんし、声だしてわらっていいものか掴み難い。やっぱり観るなら生かDVDで自由に観たいものだ。返す返すも残念。
第二部はライブパートということで二人のオンステージですが、普通に上手い。いやむしろ異様に上手い二人が歌ってるんで普通に聞き入ってしまった。谷山氏はグランロデオでライブやってるからいいけど、これなら普通に小山剛志さんも歌手として使えるんじゃないか?とすら思ったわ。むしろ覆面にしてなぞの歌手として売り出せばいいんじゃね?いや、ラストの1300人での真うたわれのテーマは楽しかった。
しかし、いくら追悼イベントとはいえ、ほとんどの客が黒装束というのは異様な絵面だよな。帰りのわらわらと現われる黒尽くめの集団は異様を通り越して怖いわ。