特装版 感想その2
本編は書こうと思えばいくらでも書けるけど、一応本編の時に細々と書いてるから全体的なものを。なごやんが出る前と後ではあきらかに作品的な世界の広がりが違います。ということで適当に。
- パズルのお話
学校と家という二本のラインを同時進行して最後に両方に落ちを付けるという難しい構成。一瞬多汰美さんに死亡フラグっぽい絵が印象的。なんか戦争ものだと胸を打ち抜かれてますよ、あの絵だと。
- 看病のお話
最初の一本と最後の一本がきれいにつながっていて、その前のにわちゃんちから八重ちゃんちに場面が移るのも時間と空間の移り方がすごく上手いとおもう。19P左のにわとまきチーの近い距離で話してる所から少し離れて、そのまま引きでにわんちのマンションをみてそのあとまきチーの部屋の窓からみたにわんち、そしてまきチーの寝姿という流れ。やっぱり構図とか構成に手間暇かかってるなあ。なにより関係ないキャラは主人公でもかけらも出さねえと言う構成重視の作りは海藍らしさ、だよな
- 道路工事のお話
今日は寝る、もう寝る、というフレーズが大好きです。ちょくちょく使ってます。ケガしなくてよかったね。もしかしてこれが伏線でのちの日曜大工の話につながってるのか?
- ドリルのお話(ちがう)
多汰美さんのドリル話は言葉が足りなすぎです。初耳トリオの三コマ目が凄く好きだ。