天元突破グレンラガン最終回

今期で一番というかこの一年くらいでは間違いなくトップな熱さと勢いを持った作品もとうとう最終回。よく最終回一歩手前でラストバトルを終えて後日談で一話終わらすのがあるが、この作品はそんな余裕もなく最終回だというのに新たな事実は出るわ新ロボ形態はでるわで最後の最後までハイスピードな展開ながらもそれすらねじ伏せるようなテンションで突っ走ってくれました。ハッキリ言って強引さとか設定の穴などはありありなんですが、それが気にならないという時点でこの作品の勝利というものです。スカッとする展開というものが久しぶりに気持ち良かった。
とはいえ、ラストバトル後の後始末というか後日談はかなりその余韻を潰してくれた気もしますけど、投げっぱなしにしないというのは劇作家としての脚本家のプライドなのかもしれない。シモンが一体あの二十年をどうやって食って来たのかは正直気になる。まともに仕事はしないだろうし、かといって強盗とかもやらんだろうし世捨て人っぽい割に市街地に住んでるし。敵が居ない状況でのカミナのあり得た未来と同じくらい不安になるわ。
話変わって、ロボバトルとしてはほぼ間違いなく史上最大級だな、天元突破グレンラガン*1。銀河系クラスと言う事は簡単に言って10万光年のスケールな訳で、そいつらが殴り合うと言う事は完全に相対性理論を無視した速度で動いてるな。簡単に言うと最初の対峙で、身長の数倍を10秒もかからず移動しているということは1秒で数万光年移動してます。これがどれくらい速いか、というかあり得ないことくらい誰にでも分かるというもの。すげえなあタキオン粒子でできてんのかあれ。そもそも三次元空間の物理法則と違う世界にあると言ってしまえばそれまでだけど、グレンラガンとアークグレンラガンはあり得る対比だけどアークと超銀河だと何百〜千倍という比率でミジンコ対人間くらい差がある気がする。さらに言えば超銀河と天元突破だともう表現するのもばかばかしいくらいの差がある訳で適当に言っても数千億倍くらい差があるという笑える大きさ。これ思いついたの馬鹿だろ。ふっ切れ過ぎ。スパロボにでれないわこれ。コナミだしw。
まあ、久方ぶりに放送が待ち遠しい作品だったな。最近で言えば「うたわれるもの」「SoltyRei」「カレイドスター」とか。

*1:それまで最大クラスと言われていたゲッターエンペラーが太陽系クラスなので1億倍くらいでかい