松来未祐三十路祭ライブ

秋葉ー新宿と移動してUSB無線LANアダプタを買ってうだうだやって初台DOORSに移動。会場はあっさり見つかって時間を持て余す、というか人だかりがすげえんですが、往来にその人だかりはまずいんじゃねえ?列整理の人はもっとそこらへんに気を使わないと出禁になるかもしれませんよ。
そんななか会場の反対側国立劇場前に半分の列を作り会場前で列を整理し始める。実際5時に開場して200番くらいの自分が入店出来たのが5時20分頃。まあこんなもんかなあ、と思っていたが案の定団扇と生写真は売り切れ。生写真はどうでもいいけど団扇はかなり欲しかったかも。とりあえずタオルだけ購入してドリンクチケットを交換して会場上手がわの階段そばに陣取る。およそ見るとキャパが250くらいじゃねーかなー、とおもってたが、実際それくらいらしく300近くの客つっこんでかなりぎゅうぎゅう詰め状態。二階席は関係者席らしく開放されてなかったが、声優の方々が居たらしい。誰がいたんだろう。
時間になって吉野屋先生っぽいみゆ先生による会場案内の後開演したのだけど、ここですでに松来さんの独特な雰囲気が出来上がっていた。なんというか真面目で頑張っているのは分かるんだけどどこか抜けている感覚。わかりやすくいうとぽんこつ。かなりゆるい暖かい空気の中、白いドレス姿で登場して髪には白い羽。歌はまあ、あんまり聞いた事のないとこからでてるしで、正直言って歌を聴くというには大変だけど、その場の空気をと楽しむ、というライブ感はしっかりしたものがあった。人となりというのもあるんだけどなにより観客側が自然と保護しなければならないんじゃないかという弱っちさ全開な松来さんだからこそのライブだと思った。なにをしても許されるという感覚があった。小動物か。
その後、D.C.の鷺沢頼子コスとか三十路Tシャツとかのお色直しやビデオレターなど客を楽しませる工夫に凝っていたと思う。まあなによりメンバーのノリやサプライズケーキなどすごく盛り上げようとするのが伝わって来た。定番とはいえああいう所でケーキとハッピーバースディの合唱だと感極まって泣きだすのはしょうがない。まあそういうサプライズはされた事ないからわからんけどな。
客の退場時に本人によるハイタッチの送り出しやってましたけど、いきなり抱きつくような人がいたらどうするんだろ。個人的には演技者と客ってのは一線を引くべきという古い演出論支持者なんで嬉しいけどちょっとどうかとおもった。