絶望の〜レオンの

DVDの整理をしてたらついつい見たくなって深夜だというのにDVDで見始める。とりあえず1話見たら寝ようと思ってたのだけどついつい見続ける。さすがにこのまま最終話まで見てると朝になるので打ち切ったけどやっぱりいいものはいい。
ここが第二部の転換部で本来は第三クールの溜めがないとその弾け方を完全に楽しむ事は出来ないんだけど、それでどれ。もう何度も見てるからそらのフェスティバルでの涙のシーンはいくらでも思い出せるから記憶で補完しつつメイのへこみっぷりとレオンのおちぶれっぷりとレイラさんの勘違いっぷりを楽しんでた。
そらの、というかそらの実力の凄さは技術うんぬんよりも、敵がいない事だと思う。そもそもこの辺りから手助けする人はいても対抗する相手がいなくなっている。だいたいそらはメイもレオンもまるで相手にしていない。共演をしていてもまるで相手にしていない。争わない、というのは相手よりも同じ技術で優劣をつけるんじゃなくて、相手に負けを認めさせること。圧倒的な実力差で反抗する気すら起こさせないということだったりする。要は一人の相手なんぞしてられない訳で、鈍いんじゃなくて目に入っていない。レイラさんの周囲の人の対抗心すら封じていたけど、それは一人一人潰していった結果に近い。そういう意味ではまるで方向性が違うんだけどまあ、所詮秀才は天才に勝てないということだ。