マルドゥック・スクランブル3巻

久しぶりに勢いで読み終えた作品だった。心理戦と物理的な戦闘を両方事細やかに書いていてそれぞれがお互いを高めている印象で、この作者の文章能力を示していると思う。
それで読み終わった後、OVA化されるということで情報を集めてみると、ヒロインのルーン・バロットは林原めぐみさんとのこと。うーん、想像がつかねえ。綾波系の暗い声だと思うんだけど、バロットはそれほど根暗な訳じゃない。生まれがかなり過酷なせいで性格が内に籠っている状況が先にきているだけで、それほど陰に寄った性格じゃないと思う。大人と子供の中間で両方を持っているし、強い感情も持っている。非常に難しいキャラだし、そこらへんの人には演じきれないだろう。
翻って実力のある林原さんがやるというのは納得するとともにどんな声でくるのかさっぱり予想がつかない。もうちょっと年がいってたらフェイとかの声なんじゃないかと思うし、かといって大人しいキャラでもなければ、活発なキャラでもない。要は精神の振れ幅が大きいということ。うーん、読んでる最中はラッカみたいなイメージの声だったけど、期待しておこう。OVA買おうかな。でもGONZOだもんなー・・・・。あと何回聴いてもトレーラーのナレーションは広橋涼さんにしか聴こえん。
小説三巻を何話で書くんだろう。13話くらい必要なんじゃないか?
あと、ブラックジャックでディーラーの仕込みを読み切って連続スプリットで大勝ちするというのをどっかの漫画で読んだ記憶があるんだが、なんだっけ。