電撃大王9月号感想

さきに抜けといったところでしょうか。というか関西の血が騒ぐんだろう。それよりも柱文がどうにも悪意を感じる。なにげに種割れしそうな背景です。

  • 受注ミス

レンタルの延長料金はあんまり長いと踏み倒せます。そういう判例でてますから。
真紀子さんと多汰美さんでひたすら話し合ってたんでしょうか。やっぱり関西人だ。広島は関西じゃないかも。

  • 病気

氷雨、霧雨、細雪。ウケをねらうのはもはや病気か。背景の二人はクラビラの没ネタ姉妹だったりして。

美術の時間ということで絵で答える八重ちゃん。よけいにわかりません。しかも動いてるし。

  • 瀬戸内産

たこと言ったら明石産。全身吸盤のたこか、まじで身の毛がよだちました。だめだこの手のぶつぶつは。

  • 木造二階

バラ科。上は大水、下も大水。ただの洪水。間違っていると気づきながらもそのまま突っ走る多汰美さん素敵。というかただの大火事です。

  • 残念なお知らせ

大丈夫、日本の場合入試とか資格試験っていうボーナスクイズがときどきでます。まあ模試で延々間違えても本試験で通ればすべて認められます。

  • 二匹目

これってやっぱり河童なんだろうなあ。詳しくは単行本、だな。一部情報だとかわをむいて食べるものは?というクイズということらしい。皮を剥くと川を向くをかけてるらしい。

  • 支払い対象外

交通保険の事故責任のことですな。まあこの場合止まってる車に突っ込んだくらいの責任関係らしい。いや、たしかにフォローしようがない。でももっと踏め。

  • 汚染

まあにわちゃんちは高層マンションだし、どうも両親とも高給取りっぽいからな。ちなみにそこに居るのの親は画家と自由業だ。

二つ並べて重箱読みすると別の意味になる言葉。ほかに戸とか。
なんだかんだ言って雑学と知識が豊富な体重が気になるラスボスさんです。いやあ、このうれしそうな顔と言ったら。ほかに出す個性らしい個性が無い分輝いてます。

  • ピックアップエラー

CDが傷ついたりすると同じ音繰り返したりしますからね。ナチュラルラップ。

  • 新番組

ナチュラルに嘘付くなあこの人。ここまで出来てる嘘なら嘘じゃなくて創作か。納税証明といい、センスはいい。なんか多汰美さんって本気の方向がつかめないんだよな。何気に表情が一番動かない。
あと、さらっと流してるけど八重ちゃんの過去話。やっぱり昔はふさぎがちだったんだろうか。

  • ”消しゴム”

今回おそらく真紀子様の出したなぞなぞよりも遥かに難しい一本。今回の新キャラは小学校の先生でした。これで、御嬢大工とあわせてルイガノさんとか出してくれれば、というか伊鈴さん出しましょう。
おそらく、視線のさきには真紀子、多汰美、にわの三人がいたんだろうな。それで、寂しそうな姿がなくなったのがわかったんだろう。わざわざ思い出させることも無いだろうという優しさだと思う。でも小学二年の担任でいま高2だからほぼ10年経ってる訳で、この先生いくつだ。いい先生だな。

  • 塩基

まあDNAが似てるということで、親子っていうことだろうな。しかし最後の最後、一こましかでていないのに、幸恵さんが全部持っていってしまいました。さすが。
こういうところにさりげなく家族のつながりをもってくるのはファミリー4コマとして軸がぶれていないというか、うまいなあ。



全体の感想としては、電撃大王に移ってきてからなんとなく感じているけど、トリコロという世界を上手くまとめようとしているというか、終わりが近くなってきている気がする。大工の時といい飛行機の時といい八重ちゃんの昔の話を含ませるようになってきた。ここらへんはCDとかプレミアムを読まないと気づかないかも知れないけど、こういう話をするということが八重ちゃんにとって真紀子、多汰美、にわを家族として馴染んできている証左だとおもう。
おそらく、こんかいのなぞなぞの本も出てきたということと思い出したの両面の意味があると思う。父親を亡くした前後の記憶を意識せずに話せるようになってることがそのままトリコロの最終回に繋がってる気がしてなんとなくうれしいような怖いような。
おそらく、真紀子、多汰美がくるまでの八重ちゃんは暗いというか沈んだ子供だったんだろうな。そこまでにわが存在に気づかなかったくらいに。うーんでも小学校のときにわに出会ってたらどうなってたんだろう。