ゼロの使い魔

あー、そうか。なんか見た事あるコンセプトだな、と思ってたらつまるところ家畜人ヤプーか。
と思ってみてたけど、2話の後半ではそれなりに人格を認められるようで、物から昇格したようです。まだ同等とは言えないみたいだけど、いうなれば、愛着のあるペットってところか。
主人公が意外と男気というか覇気のあるタイプで面白くなって来た。最近主人公が気持ち悪いくらいへたればっかりで飽きてたってのもあるけど意外と面白くなりそう。へたれの方がシリーズ通しての構成やりやすいのがあるのかもしれんけどそう言うのは見てていらいらするから、最後まで見てられない。ましてや、これだけ選択肢のある現在の状況で、適当な成長ものなんて面白くなるまで待ってられないと言うのがあると思う。
その意味で言うとエウレカセブンと癌種運命は後者の方が受けやすいかもな。どっちもダメだけど。まあレントンのだらだらした言い訳じみた自己弁護なんて聞いてて気持ち悪いというのが受けない理由だった気がする。要は主人公に魅力が無いということなんだけど。
カレイドスターとかのスポ根ものの基本は最初っから才能を感じさせる部分と根性と特訓による成長の両方があるからついていけるけど、エウレカセブンの一年がかりの成長って表現の安易さもあって、ゴールの高みよりも最初のスタート地点を低くさしか感じなかった。ホランドもただのヒステリ親父だったし。
閑話休題
貴族の嫌らしさを全面に見せておいてそれをひっくり返すという典型的な展開ですが、結構すんなりと見れた。難点といえば、まあもとのサイトの性格というか生い立ちの描写が無いので、その展開に説得力が薄かった気もするが、行動の理由はそれほど違和感が無かった。しかし使い魔を放っといてメイジを直接狙いに行けばよかったような。それができない状況には見えなかったが、まあそんな所。