新釈真田十勇士 第二話

描写の細やかさがすごい。関ヶ原の合戦中、無名の武将の話を挿入するだけじゃなくて、徳川家康の些細なエピソードまで描くとは思わなかった。家康の本陣を前線すれすれまで押し上げるのは戦術的に必要な手段だから当たり前だが、それ以前の血気にはやった家康が目の前を通った伝令係に激昂して旗持ちを斬り殺したエピソードまで描くとは。これだけ小さい話までやるとなると大谷刑部の決死戦を描いてくれそうだ。
あ、家康が爪を噛むまでやってる。