機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ああ、先日書いた感想で、軍産複合体というか、実体のない商業機構に向かってどうやって戦闘を仕掛けるのか?とか思ってたら案の定テロとアジの効果しかないのはわかってたのか。まあ、デュランダル以外の思想は今のところとるに足らない群集心理でしかないので放っとくと暴徒の発生に繋がるのは当然か。
基本的に倒すべき敵のいない思想面を売りにしてる戦争なんて大抵が泥沼化した挙句、いつまで経っても解決しない方向に行きそうなんだけど、また癌種みたいに最終回で首脳陣を全員拘禁して終わりとかじゃないだろうな。
しかし、シナリオの方も考えてはいるんだな、と思わせたのがザフト一般兵とイザークの会話。あれは現状の縮図といっても過言ではないと思います。まあ、現状の問題があるとすれば戦略目的が明確でないことくらいで一般兵士は上層部の指示に盲目的に従うのも正しい姿勢ではあるんだがどうなんだろ。このままならあらゆる場所で魔女狩り裁判が発生するのは間違いないな。
あとは新型機の性能だけが楽しみだ。ストーリーを絵で表すんじゃなくて、セリフで進める辺り、シン、キラ、アスランその他の兵士なんざ必要ねえ。局地戦の勝敗だけわかればいいや、出ない方が面白い。一般兵かAIが乗ったモビルスーツ戦闘でいいんじゃないか?SRWみたいに。
と言う訳で、来週はガンダムもってアスランが脱走するみたいですが、ラクスもどきも連れてくのか。また無意味に着替えシーンを入れる辺り安易というかわかってると言うか。むしろ脱走時に死なねえかな。