そういえば

どちらかというと何でも有りな世界観を持つ漫画よりもきちっとした枠の中で話を広げるまんがの方が好きだった、ということに気づいた。だった、というのはボーボボとかすごいよマサルさんとかのナンセンスギャグが最近面白いと感じるようになったから。しかし、あれも何でも有り、と言うよりもある範囲内でめちゃくちゃやっているだけなのかもしれない。
より正確に言うと、過程を無視していきなり勝利とか結果だけ持ってきたり、あきらかに後付けや借りてきた設定で解決したりすることの方が気に食わないだけかもしれない。遊戯王を例とすると、あれは作品中に使えるカードを全部公開してからやっていれば知的ゲームとして面白いのだろうが、作中主人公がピンチになると新カードで勝利とかばっかりだったのでそこまでのやり取りを否定された気分がいやだった。ほかにも後付けとかやたらと万能主義な主人公とかパクリものとかも鼻につくので読んでて辛い。
と思ってたらトリニティ・ブラッド がアニメ化じゃないか。まあ、時系列的にいうとこの記事が元でこんな思考に陥ったわけだが、これで世の吸血鬼ハンターDトライガンヘルシングのファンの公正?な批評が聞けそうだ。奇しくも三作ともアニメ化されていることですし。まあ、作者が亡くなっているから真相のは藪の中だけど、上記三作のファンとしては他の方の意見も聞いてみたいという衝動は避けられない。
それはそれとしてこないだやっと終わってくれた黒猫ことBLACK CATがアニメ化するらしい。キッズだかアニマックスだかでカウボーイビバップを再放送している最中になかなか面白い試みです。是非、MAD動画での比較を見てみたいものだ。これほど設定をパクリまくっている作品をTVアニメ化なんぞやっていいものだろうか。801的に人気あるだろうからある程度のセルは期待できても所詮深夜枠だろうな。DB、幽遊、スラムダンクのころから考えると都落ちも激しいものだ。なんてことを考えた。