校正

通常の印刷物という物は作家の作業と出版の間にかならず校正という作業が入る訳で、校正の専門家の方が存在する。校正というのは日本語能力そのものによるものなので、逆にこの部分がおざなりになっているようなものは日本語能力が低いと感じてしまう訳です。
で、同人誌というものには校正作業を行う人が作家と同一なため大抵の場合作家の勘違いなりがそのまま誌面に載ることになって、作家の日本語能力が如実に表れてくるため、誤字脱字、同音異義語などが弱い作家は事あるごとに間違いを晒すことになります。
まあ、そこは作品的に問題がないなら脳内変換すればいいのですが、やっぱり一度位は辞書を引くなり読み直すなりすれば気づきそうなものだけどなあ、とか思ってしまうタチなので、いちど気になるとどうしようもない。今日見たのは傷跡を傷後と書いてる漫画。しかもシリアスなシーンだったので、かなり萎えました。うーん。漢字変換に頼るとこうなるんだろうけど、漫画家たるものいろいろな書物をしっかりと読んでほしいなぁ。とか言っていると結構自分も間違っているかも知れないのでビクビクものです。
とりあえず、自分の文章を一度は読み直すのは必要なんじゃないか、と。
とりあえず、「のまま」を「野間間」とか書いたままで放置するのはやめれ。