別に最近のことじゃないんだろうけど

このごろ、PCを使ってイラストとか描いてる人たちがよくいう「萌え4コマ誌」に描いてるけど、古株の方の4コマと比べると作風に差異を感じる。
要は4コマという限定された枠組みに情報を詰め込んでいるタイプと4コマごとにオチをつけているだけひとの違い。前者はいろいろと狭い枠のなかに多くの情報を詰め込むから描き込みとかセリフが多くなっているの対して、後者はむしろ絵がシンプルで流れで見せている印象。どっちがいいとも言えないし、どっちもできる人のほうがいい。まあ、流して読むには後者の方が楽だし、セリフが少ないほどスピード感はでる。けど、きちんと構成しないと単にストーリー漫画の並べ替えになって一本一本の印象が薄い。コピペの多用も目に付くし。
コピペという技術で飛躍的に作画時間が短縮されることはむしろ望ましいんだけど、あんまり考えずにやってる感じで見てて単調。4コマいっぺんに作ってるとそうなるんじゃなかろうか、一コマ一コマにいろいろこねくり回すとコピペとかほとんど使えんだろうし。でもセリフ無しで分かる4コマは理想だと思っていたり。
基本的に作者の思想によるものなんでしょうが、4コマなのに無駄コマが多い人が多い。
おさまらない、落ちていない、面白くないの鋳銭寺は別格です。
追記
海藍先生の最近の、というか連載もののほとんどが描き込み、セリフともに多い作風だけど、イマドキノオバケセイカツではセリフ無し4コマとかやってる。器用なのか不器用なのかわからん作家先生だ。