Rule of Rose

いまいち。
ストーリーの不快感はむしろ演出と言えるものだし、脚本家の目指した効果の現れともとれるから、ほんとに不快を感じても先を見ようと思わせるものだった。しかし、それ以外の不快感がひどすぎてゲームをしているとは思えなかった。
こういう深層心理と欠落した記憶に苛まれるタイプのサイコホラーは決して珍しいものではなくなったし、暗めの雰囲気や不吉な音楽も一つの世界観を作るための統一性という点では悪くない。ハマる人はすごくハマるかもしれない。いじめられっこの鬱屈した歪んだ世界を描いている所とかはむしろすごく興味がある部分であったし、全体の話の流れとしては、納得出来るものであった。
それらを全て総合しても、ゲームとして不快だった。なにより操作性から来る不快感は全てを上回るもので、なにをしても感じるためゲームとしては失敗に近い。
このゲームは3Dアドベンチャーだから視点というものが重要なのだけど、あまりそう言う所に気を使っているとは思えない。なまじ視点変更があるせいで、それぞれの視点というものがおろそかになっていてひたすら見難い。ローディングも遅いので部屋移動がいらいらするし、視点が変わるので向いている方向が分からなくなる。マップをちょくちょく開かないと自分の向きが分からなくなるし、そのマップ表示も妙に遅い。そういうユーザビリティがかなりだめで、ストーリーとかがさっぱりあたまに入らない。
また謎解きもかなり稚拙ではっきり言って総当たりが基本。あれがこうなってこれとこれを組み合わせて、といったものがほとんどないのでただ移動しているだけが多い。やらされている感があってストレスたまりまくります。もっと解いた時の感動が欲しい。というかまったくそういった感動がなかった。
戦闘が結構発生するのだけど、主人公の動作のもっさり感と無駄に体力のあるボスでひたすら単調作業の繰り返し。武器は何種類もでるのにどれがどう強いのか説明なし。そういう所が不親切きわまりない。それを隠すことでどこにメリットがあるのかわからん。数字で表せ、とは思わんけどもうちょっと武器の説明をうまくすれば強さの類推ができるはずなので、もっと考えてほしい。明らかに後から見つかる武器の方が弱いってどうよ。
と言う事で、かなりクリアと同時にすべての興味が失せるゲームでした。いろいろとコレクションの要素とかも用意されてますけどさっぱり意欲がわきません。二週目に妙に強力な武器があったらやってもいいけど、それでもセリフ飛ばしとかないからやっぱりやらない。

RULE of ROSE

RULE of ROSE

ロケット祭Vol10

ちょうど木曜に宇宙研の話をしていて、知人がJAXA入ったのなんだのを同僚と話していたのを思い出して、ロフトプラスワンのスケジュールを確認。なんかもう今日らしい。時間に余裕が無かったので駆け込んでみたらかなりぎりぎりで当然のごとく席は無い。なんとか空けてもらって座ったら始まった。連絡する余裕も無かったので1人だったが、今日もまた面白い話がてんこもりでした。しかし今日はロケットの歴史があんまり進まなかったな。妙な雑談と技術論、そしてこないだの隼のお話。次は4月22日だそうです。

部屋の整理

なんか最近になって部屋の整理する気力がわかない。おかげで部屋の面積が減って来た。というか縦に積み過ぎだな。基本的にものを減らさん事にはもうどうやっても進展しないのが分かってるけど捨てるのは勿体無い。勿体無いと言っている時点で片付かないのは見え見えなんだが、そこは生来の貧乏性なので諦めるしか無いか。もうちょっと本を減らさんとな。