高崎ー渋川ー暮坂峠ー草津ー渋峠ー長野

ragi-jun2014-07-26

ろんぐらいだぁすツーリングガイドに載ってた渋峠に挑戦して来た。渋峠といえば、自転車乗りにはよく知られた国道最高地点のある群馬と長野の県境。ある程度乗れてる人にとっては一つの目標みたいなもの。多分。他には都内の激坂「和田峠」やら富士周辺のあざみラインとかこないだ行ったしまなみ海道とかも自転車乗りの定番のひとつ。
渋川市にはなんだかんだで三回程行ってるのでそこらへんはすっとばして高崎まで新幹線で輪行して、暮坂峠経由の草津から入ることにして、長野で一泊。次の日は小諸、軽井沢からの碓氷峠越えて高崎に帰る二日がかりの日程。初日は距離180km、獲得標高は2800m程度でかなりきつめのコース。二日目は120kmくらいで獲得標高1200mの一気に楽な感じ。まあ二日目はおまけみたいなもん。
前日は会社の定時退社日でゆっくり用意できるかと思ったが、なんやかんやで結局11時くらいまで身動きとれず結局寝たのは1時過ぎ。4時に起きて5時過ぎに出発。まずは上野まで走ってから輪行準備。輪行に手間取って予定の新幹線を目の前で乗り遅れる。初っ端からケチついてしまった。上野駅は改札から乗り場まで遠すぎる。失敗した。
とは言え、八時に高崎から出発。朝から暑い、夏用装備で日焼け対策してはいるけど汗はどうしようもない。夏だから渋川あたりの強烈な吹き下ろしもなくほぼ平坦で快適に飛ばしてはいるけど汗だく。渋川からの上りでどうなるか想像したくもない。
9時過ぎに渋川の道の駅過ぎて上り開始。何台かおなじような人と抜いたり抜かれたりしながら10時過ぎに吾妻原町のセブンイレブンで一服。このとき予定コースから外れてる事に気づいてた小遠回りしながら暮坂峠側に突入。ここらへんは日本ロマンチック街道と呼ばれる道路で車はほとんど来ない割に路面は良好。なんだけど、途中にほとんど補給地点が無くて水分の残りが気がかり。最悪となり走ってる上沢渡川で給水するか、と思いつつ上ってると12時丁度あたりで暮坂峠に到着。もくろみよりも1時間くらい遅れてる上にかなり足に来てる。寝てないからかなあ。
峠の茶屋で給水したりアイス食ったりして多少回復したので、出発。下り始めてすぐにそば屋さんがあって、後で見ると有名なそば屋さんだった模様。昼飯にすれば良かった。そのあとちょっと下って六合方面に入ったところから全長30kmで1500mほど上るコースに突入。気温、湿度ともに上りにキツい。なんとか1時くらいに草津入りして、ここで昼飯と長めの休憩を取る。しかし昼飯はもっと食っとくべきだったな、まさか峠の手前でハンガーノック起こしそうになるとは。
二時に出発して草津を抜けて本格的な上りへ。この時点ですでに標高1000m越えてるんですが、暑い。1000mほどで約6℃さがるんだけど、下が38℃かだから普通に30℃越え。しかも上の方は霧に覆われてて湿度100%。もうこの辺りでちょっと進んでは休みと時速10km越えられない。途中の殺生河原とか余裕無さ過ぎて通り抜けるだけで精一杯。硫黄の匂いがすごくて風光もいいのだけどほとんど記憶に無い。上を見ても霧で見えないし下を見ても雲海状態でなんも見えず。こりゃのぼるしかねえな。
なんとかかんとか白根山山頂まできたら天気もよくなって見晴らしもいいのだけど、絶賛火山活動中で停車規制中。山頂のレストハウスも閉まってるし、タイミングが悪かった、と思ったけど実際のところ、つい何日か前までは停車どころか通行規制中だったらしい。ちなみに今も規制だったり。
白根山のあと軽く下りがあって、万座温泉側に抜ける道との分岐から最後の上り。ここら辺まで来ると足も回復して来て割と軽快に上る。もくろみでは2時頃着く予定だったのが、結局4時過ぎに日本国道最高地点の石碑に到着。さすがにここらへんは圏外だな。渋峠のインディー君やらおいしいパンとやらも4時閉店でどちらも拝めず、補給も出来ないまま、一気にくだる。平均時速35kmは軽く超えてたろうな、瞬間的には60km/h越えてるところもあったし、びくびくしながら道の駅で軽く休憩したり、最後の補給したりしながら長野に入ったのが6時半すぎ。ホテルにチェックインしたのが7時半で本日の日程終了。ちょっと遅くなったけど、無事に目的地に着いて良かった。体調次第ではそのまま新幹線乗って上野か東京まで帰ることも出来たけど、そのまま飯食って寝る。明日は6時前に出発。
ホテルは姫路で泊まったホテルアベスト姫路と同じ系列。姫路のわりと良かったんで、選んだんだけど、サービスとか作りに差がありすぎる。姫路がよかったのか、こっちが悪いのか知らんが、まあ二度と使うまい。